LaaP(Location as a Platform)時代の到来
位置情報が様々なアプリケーションやサービスのプラットフォームになる、
2010年はそんな時代の幕開けとなりそうです。
The Era of Location-as-Platform Has Arrived(ReadWriteWeb)では、
It was only a matter of time until “where you are” became a platform to build added value on top of just like “who you know” has on social networking sites like Facebook.
“今あなたはどこにいるのか?”という情報が、付加価値を生み出すための
プラットフォームとなるのは時間の問題だ。
と述べられています。記事を参考にしながら、
LaaP(Location as a Platfrom)時代のアプリケーションやサービスについて、
考えてみたいと思います。

The new mobile currency:Your location!
位置情報を利用したニュースの大きな可能性
すでに、Foursquare等のサービスがユーザを集めています。
日本人のユーザも増えてきているので、ぜひ使ってみてください。
このような、位置情報をプラットフォームとしたサービスは、
大きな可能性を秘めています。例えば、位置情報を利用すると、
以下のような流れが自然になるでしょう。
出張で大阪駅に到着、携帯電話からさっそくチェックイン(位置情報を送信すること)、
すると、地元の新聞社のサービスから、
「現在地の周辺に関する最新ニュースが3つあります。
1つはビジネス、あとの2つはスポーツニュースです。
私たちが大阪駅に関する話題を初めて記事にしたのは1874年です。
続きを読む場合はこちらをクリック」
と、お知らせが入ります。
次に、地元のイベントカレンダーから、
「現在公演中のミュージカルが2つあります。
また、現在地から徒歩20分以内の場所で、今夜ライブイベントが開かれます。
イベントの詳細を見るにはこちらをクリック」
さらに、Wikipediaから
「現在地および周辺に関する3つの記事がWikipediaになります。
今いる場所の歴史を知りたくはありませんか?」
・・・
どうでしょうか?もちろん、近くにいる友達を知らせてくれたり、
自分の好みに合わせた情報(ショッピングやフード情報)を得ることもできるでしょう。
また、現在地を指定してユーザに対し広告を配信することも始まるはずです。
例えば渋谷にチェックインしたら、
現在近くて開催中のバーゲン情報がお知らせされたり..e.t.c。
単純な使い方を考えただけでも、位置情報は様々な利用用途があり、
ユーザの利便性を大きく向上させる可能性があることがわかります。
デメリットも考えてみると
位置情報を利用したサービスはメリットばかりではありません。
すぐに気付くと思いますが、チェックイン(位置情報を送信)しただけで、
様々な情報が山のように流れ込んできては困ります。
その辺りを考慮すると、位置情報プラットフォームを提供するサービスの
APIを利用して、他の様々なサービスが、位置情報利用サービスを
開始するのではないかと思います。ユーザは、どのサービスに
自分の位置情報を知らせるのかいつでも追加・削除が行えなければなりません。
また、個人情報に関しても議論がなされると思います。
自分のチェックインした場所がすべて記録されていたら?
その情報を利用して広告が表示されていたら?
ユーザのWebページの閲覧履歴を利用して広告などを配信する是非の議論と、
まったく同じ構図の議論が位置情報の利用についても活発になっていくと予想されます。
でも、やっぱり便利は便利。特に携帯電話大国の日本において、
位置情報を利用したサービスはより普及しやすいのではないでしょうか。
今後、TwitterやFacebook等の既存のソーシャルサイトや
携帯電話キャリア各社の位置情報サービス戦略は必見です。




