2010年もWebを構成していく5つの技術
様々なブログで2010年の展望が語られてるので、自分も来年のWebトレンドが気になります。
来年度はたくさんのWebサイト・アプリを公開していきたいし、新しい技術にも挑戦していきたいと思っています。
ということで、今使用している技術や流行っているトレンドがどうなるのか。
「Five Technologies That Will Keep Shaping the Web in 2010」(Six Revisions)
を参考にしながら、2010年のWebトレンドを考えてみます。
2010年もWebを構成していく5つの技術
1.CSS3とHTML5、そしてFonts as a Service
今年の6月9日に開催されたGoogle Developer Day 2009のオープニング動画。
この動画で紹介されているページはすべて標準のHTMLとCSSおよびJavascriptだけで作られています。
Google Developer Day 2009 Japan オープニング
FlashやSilverlightなどのプラグイを使わずに、これほどまでの表現ができるHTML5の可能性を見ることができます。
結局HTML4からXHTMLに移行した人が予想より少ない中で、
移行しなかったHTML4ユーザがどれくらいHTML5に移行するかが鍵となります。またXHTMLユーザにとっては、
また新しく移行しないといけない負担が大きいですが、やはりHTML5について少しかじり始める必要があるでしょう。
CSS3とFonts as a Serviceについてですが、これはHTML5への移行とセットかなぁといった感じがします。
Web制作側としてHTML5だけやるとか、CSS3だけやるとかではなくて一気に移行したいと思うんですよね。
現在のブラウザシェアから考えると2010年は、HTML5が急速に普及してIEのシェアが急減するか、
IEがHTML5実装してHTML5が急速に普及するか、このどちらかの展開になると思われます。
ちなみに現在のブラウザ別HTML5&CSS3の対応状況一覧はこちら
Browser support for CSS3 and HTML5(Deep Blue Sky)
2.Webをブラウズする手段
“Webをブラウズする”と、”パソコンの前に座ってブラウザを起動する”、が同義だったのはもはや過去のこととなりました。
日本では主に携帯電話からWebページを見ているユーザが非常に多いのはご存知の通りですが、
世界でもスマートフォンやテレビ、ゲーム機などを通じてWebページを閲覧するユーザがどんどん増えてきています。
また、2009年はネットブックがヒットしましたが、2010年はAppleはもちろん多くの企業がタブレット型端末を
リリースしていくはずです。このように、身の回りの様々な機器で
Webページを閲覧できるようになるのが2010年のトレンドです。
またWebをブラウズする機器と同様にブラウジングの操作方法についても多様化していくでしょう。
iPod touchやiPhone、Androidでタッチ・インターフェースが採用されたのをはじめ、Windows7でも、
マルチタッチが標準実装されました。その他すでに音声認識によって、
自分の言葉でアクセス・操作できるものも実現しています。
Google 音声検索
こうしてWebをブラウズする端末・操作方法の多様化によって、どんなシチュエーションでも
Webをブラウズする手段が提供されるようになってくるのが2010年なのではないでしょうか。
3.ソーシャルメディア
2009年はソーシャルメディアが大活躍しました。
TwitterやFacebookを通して人々がますますWebでコミュニケーションをとるようになり、
Webで情報発信することに対して、より積極的になっていった年でした。
2010年もこの流れは変わらず、ユーザ参加型のメディアが成長していくと思われます。
どのプラットフォームの競争はますます激しくなってきそうです。
そして2009年後半から話題になってきたリアルタイム検索。
BingやGoogleがTwitter検索を実装し注目を集めました。また、様々なソーシャルメディアの
プラットフォーム上で蓄積された集合地を収集・解析する技術サービスも盛んになった年だったなぁと感じます。
今まではとにかくコミュニケーション・コミュニティを形成する場の提供ばかりが進んできましたが、
2010年はそこで作られた情報や価値の検索・活用・共有などに軸足が移っていくのではないでしょうか。
4.Javascript
2009年のJavascriptはWeb2.0的ページを作るためのライブラリに注目があつまりました。
Flashなどのプラグイン無しでリッチなコンテンツが作れるということもあり、
“Flashでしか出来ない”ことが、だんだん”Javascriptでも出来る”ようになってきた1年でした。
しかし、HTML5とCSS3の普及を考えると今後Javascriptの立場は大きく変わっていきます。
Because CSS3 and HTML5 will replace a lot of what JavaScript is doing now
(i.e. complex element selections, dynamic rounded corners,
handling real-time editable web pages),we will see a surge in JavaScript developing
into being focused solely on handling programming logic of webapps on the client-side.
「Five Technologies That Will Keep Shaping the Web in 2010」(Six Revisions)より引用
結局あくまでjavascriptはWebアプリケーション全体の中でクライアントサイドの部分を
実装するための手段という位置づけになりそうです。
今後はエフェクトなどのデザイン部分をJavascriptでいじるというよりは、
サーバサイドとの通信や連携などの部分に重点が置かれていくと思います。
5.Software as a Service(SaaS)
最後にSaaSですが、もうこれは当たり前のお話。
2009年の流れ通り2010年も引き続き、このスタイルに企業・個人がますます移行していきます。
もう半分死語になってきてますよね。SaaSであることが自然すぎて。
現在は汎用的なサービスを中心にSaaSの形態が広まっているので、
2010年は企業ごとにカスタマイズしたり、ある特定分野、顧客向けのシステムについても、
SaaSが広がっていくのではないでしょうか。
以上、2010年もWebを構成していく5つの技術について考えてみました。
2009年を振り返ってみると、本当にGoogleが躍進してきたなぁと思い知らせれます。
今回は、今ある技術の今後について考えてみましたが、
来年ワクワク、ドキドキするような新しい技術が出てくるのも期待したいですね!




