
本日5月6日19:30~NHKで放送の、
日本の、これから「草食系で何が悪い 若者と語るニッポンの未来」
に出演させていただきました。
もし、お時間ありましたら、ぜひ見てください!
この記事では、自分が考えていることを、番組中では
伝えきれなかった部分も含め書きました。
番組を見る方、見ている方、見た方や、見れなかった方も含め、
ご意見、ご感想は大歓迎です。
メール(mail@yutawatanabe.jp)やTwitter、
この記事へのコメントでも結構です。
お待ちしております。
では、「日本の、これから」についてです。
(※放送がまだなので、どの部分が放送されるかわかりません。
収録の中だけで実際には放送されなかった部分も、
番組中でと表記するのをお許しください)
肉食と草食について
まず、番組の副題にも”草食で何が悪い”というフレーズが出てきましたが、
そもそも肉食、草食という分類や定義自体があいまいで、
人それぞれ違ったとらえ方をしていると感じました。
たとえば、自分が「立て 日本の草食ベンチャー 今こそ起業資本主義」(日経ビジネス2009/11/09号)に
出たとき、特集第2章 「”草食系”でいいのか?」では、
草食系起業家、肉食系起業家のイメージを以下のように書いています。
草食系起業家
30代独身。東京大学卒や留学、大企業勤務の経験者多し。
業種はiPhone用ソフト開発など。モノ、カネ、異性に関心低い。
地味オシャレ
肉食系起業家
社長は40代以上のチョイワル風で、今や死後のヒルズ族がその代表。
業種は人材系、不動産、ITが多い。青春をバブルの真ん中で
過ごし消費性向は高い。六本木で高級外車を乗り回していた
(日経ビジネス2009/11/09号 p.28より引用)
起業家って世間一般的には十分肉食の部類に入ると思うのですが、
起業家の中でも草食と肉食に分けられています。
たぶん草食と肉食っていうのは相対的な意味で使われていて、
その人が草食と肉食の分かれ目をどこに引くのかによるのだと思います。
実際、自分はそこまで草食系ではないと思っていますが、
ゲストの方々や大人側の方々から見れば結構草食系なのかもしれません。
しかし、それも世代的な特徴として、昔より今の世代は相対的に草食系
ということです。必ずしも絶対的に肉食が良くて草食が悪いとか、
肉食を増やして草食を減らさないとダメとかそういうことではないと思います。
ダイジョーブだよね? 若者
番組全体を通して全員が共有していた、今の若者ダイジョーブ?という問いは、
若者が草食化しているからという単純な理由だけからくるものではないはずです。
おそらく、長期的な日本の経済や人口構成の変化の見通しから
きている問いなのではないでしょうか。つまり、
「日本社会および経済は成熟期に入っているから、今の若者は
自分たち(大人側)と違って、社会や経済全体が右肩上がりで推移していく
時代を生きているわけではないんだよ。さらに少子化が進み、人口全体に対する
若者の割合は減るから、1人当たりの負担、責任、期待は高くなるよ。
ところで、最近自分たち(大人側)と違ってなんだか君たち(若者側)が
草食化している気がするんだけど、本当にこれからの日本を担っていく
若者ダイジョーブなの?」
というような漠然とした不安から「ダイジョーブだよね? 若者」のような、
問いが生まれてきていると思います。
若者側としてこの問いに答えると、ダイジョーブです。
おそらく、ダイジョーブな人とダメな人の格差はどんどん広がっていくとは
思いますが、ダメな人は自分の身の丈にあった生活や楽しみを
見つけていくと思うし、結局人それぞれということになるのだと思います。
結果を出した人が報われ、がんばっている人にチャンスが与えられる環境は、
むしろ昔より現代のほうが社会的にも環境的にも恵まれていると思うし、
いつの時代にも結果をだし頑張っている若者は一定割合いるものなので、
心配いらない気がします。
日本のこれからと日本人のこれから
番組では日本の、これからについて討論していきましたが、
しばしば日本人のこれからのことについても話題に上り、
ちょっと戸惑いました。
自分は、”日本のこれから”と”日本人のこれから”は、
別の議論なのではないかと考えています。
“日本人のこれから”というのは、先の述べたとおり個人の結果や
頑張り次第な面がより強くなるので、人それぞれになると思います。
日本人という全体的な捉え方ではなく、個人の時代の中で活躍する人を
どのように応援、拾い上げていくかという問題です。
結局チャンスをが来るまで待つ人と、チャンスがある所に行く人の議論は、
永遠に平行線なので、動かない人を動かそうとするのではなく、
動いている人をどう盛り上げていくかを考えるべきです。
また、”日本のこれから”については、いかに世界に目を向けていけるかが
ポイントだと思います。なので、様々な分野で活躍する若者は、
日本に閉じこもってばかりいないで、世界に目を向けて勝負していくことが
必要だと思います。そのうえで、図々しく甘えているのかもしれませんが、
政府や今まで日本を支えてきた方々が、若者を後押ししてくだされば、最高です。
番組でも話にでましたが、”気づいている人”、”動いている人”は、
大勢でないにしろ確実にいます。みんな交流会や勉強会、
Web上等で出会い、互いに切磋琢磨して自分を磨き、
結果をだしています。そういった場やコミュニティ、そしてそこにいる人たちを
NHKをはじめマスコミや各メディアが取り合あげていき、
コミュニティ同士、人同士をつないでいって欲しいなと思います。
そうすると、もっともっと日本が盛り上がってくるはずです。
また、自分自身もそういった役割を担っていきたいなと思っているので、
まだまだ未熟者ですが、日々精進していきたいと思います。
最後に
今回、日本のこれから「草食系で何が悪い 若者と語るニッポンの未来」に出演して、
こういった議論をさせていただく機会を与えてくださった、NHKの関係者の方々には、
本当に感謝いたします。また、大人側で参加していた方々からは、新たな気づきや学びを
得ることができました。すでに、収録後に改めて参加者の方にお会いして、
自分のことや日本のこれからについてお話しさせていただく機会もいただいています。
こうした出会いにも本当に感謝です!
この機会を決して無駄にせず、頑張っていきますので、今後ともよろしくお願いいたします。
渡辺